【北アルプス】槍沢ロッジ(ババ平キャンプ場)

山小屋
槍沢ロッジ

槍沢ロッジは、上高地から槍ヶ岳頂上を目指す登山路の中間地点に佇む、樹林帯に包まれた山小屋です。梓川に沿って歩く道は、野鳥のさえずりと川音が耳に心地よく響く、自然の楽園といえる場所。特に雪解けの清らかな水が流れる6月は、新緑の美しさを楽しめ、緑が濃くなる8月は、森林浴に最適。
槍沢ロッジは1917年に創設され、槍・穂高エリアで最も古い山小屋の一つです。当初は槍ヶ岳登山の拠点として建設された「槍沢小屋」が前身で、現在の場所に移転し、槍沢ロッジとして今も登山者を迎えています。
上高地からほぼフラットな登山道を5時間進んだ先に位置し、2泊3日の槍ヶ岳登山の拠点として利用されています。小屋前のベンチでバックパックを下ろし、キンキンに冷えた水と風を感じながら長居するのは、この小屋の魅力の一つです。
槍沢ロッジは静かな山小屋で、上高地と槍ヶ岳を結ぶシラビソの林に囲まれています。談話室には写真集や山の本があり、浴室と自炊室も完備されています。スマートフォンやデジタルカメラの充電も可能です。
槍沢ロッジからは、槍ケ岳近辺の草紅葉、天狗池へのアクセスも便利。また、ババ平キャンプ場や槍沢ロッジ周辺の紅葉も見ごたえ十分です。槍沢への訪問は、自然と歴史が調和する魅力的な場所で、山岳愛好家にとっては必訪の山小屋です。

スポンサーリンク

基本情報(2023年冬季)

2023年の情報を掲載しており、営業スケジュール、宿泊料金、キャンプ場の有無、標高、連絡先などが含まれています。この記事は最新情報を提供するよう努力していますが、内容が変更されることも考えられます。山に行く前には、必ず山小屋の公式ウェブサイトで最新の情報を確認することを強く推奨します。

山小屋営業状況営業開始営業終了1泊2食/円1泊素泊まり/円テント泊/円/1人収容人数個室乾燥室更衣室自炊室テント場幕営数(最大)お風呂電話番号1電話番号2標高/m備考山域公式URLテント場予約水場外トイレ電波
槍沢ロッジ冬季休業23/4/27(木)23/11/4(土)14,0009,5002,000150ありありありありあり60あり0263-95-2626090-3135-00032,000槍ヶ岳https://www.yarigatake.co.jp/yarisawa/不要ありあり確認中
  • 宿泊は原則要予約です。
  • 個室の場合、個室料金が別途必要になる場合があります。
  • 宿泊プランが複数あるケースでは、低価格の料金プランの金額を記載しています。
  • 飲水は宿泊者無料です。
  • 詳細は公式URLをご確認ください。
  • 山小屋の一覧はこちらです。

アクセス(鉄道・バス)

山小屋へのアクセス方法をご紹介します。現時点では、主に関東地域からのアクセスが主要となります。アクセスには主に鉄道とバスを使いますが、季節や時間帯によって所要時間に変動があるので、事前にチェックが必要です。鉄道を使う場合、関東からは特定の駅を起点に、山小屋最寄りの駅へのルートが一般的です。電車のタイムテーブルを参考にして、適切な時間に出発しましょう。一方、バスを利用する際は冬季に注意が必要です。寒さや積雪のため、バスの運行が中断されることがあります。冬の訪問を予定している方は、バスのスケジュール確認や代替交通手段の検討が重要です。安全な訪問のため、事前の情報収集と計画をしっかりと行いましょう。
※ 鉄道の運行日と時刻は公式サイトなどで必ず確認してください。紹介されている情報は一例に過ぎません。

JR新宿からJR松本駅へ
出発新宿
約160分 JR特急あずさ 松本行 時刻表(2023/12/09)
到着松本
JR新宿駅からJR松本駅まで「特急あずさ」を利用します。
JR松本駅から上高地へ
出発松本
約30分 上高地線 新島々行 時刻表(2023/12/08)
バス乗換新島々
約150分 アルピコ交通 上高地バスターミナル行 時刻表(2023/12/08)
※ 2023年は4月17日(月)~11月15日(水)までの運行です。
到着上高地バスターミナル
JR松本駅から新島々までは上高地線、新島々から上高地までまでアルピコ交通バスを利用します。上高地から各山小屋までは徒歩になります。
登山レポ1(上高地→槍沢→槍ヶ岳)
登山レポ2(上高地→涸沢→穂高岳)

コメント

タイトルとURLをコピーしました