【北アルプス】剱御前小舎

立山から大日連山への縦走、雷鳥沢から立山三山への縦走、または剱岳への挑戦、どのコースを選んでも、この小屋はあなたの冒険の出発点です。山々との交差点、360度のパノラマの絶景ポイントでもあります。
室堂ターミナルから1時間ほどの雷鳥沢キャンプ場を経て、浄土川を渡り、雷鳥沢の急登を登ること約2時間。目の前に広がるのは壮大な剣岳の姿です。その壮麗な景色は、立山信仰の参拝者が遥拝した場所としても知られ、心に刻むべきものです。
夜になれば、別山乗越から見る夜景は格別。日本海と富山の街の明かりが遠くに点滅し、室堂平周辺の山小屋の灯りが星空の下で輝きます。
剱御前小舎は、剣岳を眼下に望む稜線上に佇み、標高2,760mに位置します。室堂からの登りは3時間、劒岳からの下りは4時間。ここは剱岳登山の基地、立山三山縦走の拠点、大日岳からの縦走の起点として使えます。
1930年に発生した雪崩の悲劇を経て、冬季の剱岳への登山基地としての必要性が高まり、剱御前小舎は開業されました。その歴史的な背景と共に、自然の美しさを堪能できる場所として、山小屋の魅力が広がっています。

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基本情報(2023年冬季)

2023年の情報を掲載しており、営業スケジュール、宿泊料金、キャンプ場の有無、標高、連絡先などが含まれています。この記事は最新情報を提供するよう努力していますが、内容が変更されることも考えられます。山に行く前には、必ず山小屋の公式ウェブサイトで最新の情報を確認することを強く推奨します。

山小屋営業状況営業開始営業終了1泊2食/円1泊素泊まり/円テント泊/円/1人収容人数個室乾燥室更衣室自炊室テント場幕営数(最大)お風呂電話番号1電話番号2標高/m備考山域公式URLテント場予約水場外トイレ電波
剱御前小舎冬季休業23/4/28(金)23/10/14(土)12,5009,500-120なしあり簡易簡易なし-なし080-8694-50762,760剱岳https://www.tsurugigozengoya.net/-確認中あり確認中
  • 山小屋の宿泊は原則要予約です。
  • 個室の場合、個室料金が別途必要になる場合があります。
  • 宿泊プランが複数あるケースでは、低価格の料金プランの金額を記載しています。
  • 詳細は公式URLをご確認ください。
  • 山小屋の一覧はこちらです。
  • ごはん、みそ汁はお代わり自由です。

アクセス(鉄道・バス)

山小屋へのアクセス方法をご紹介します。現時点では、主に関東地域からのアクセスが主要となります。アクセスには主に鉄道とバスを使いますが、季節や時間帯によって所要時間に変動があるので、事前にチェックが必要です。鉄道を使う場合、関東からは特定の駅を起点に、山小屋最寄りの駅へのルートが一般的です。電車のタイムテーブルを参考にして、適切な時間に出発しましょう。一方、バスを利用する際は冬季に注意が必要です。寒さや積雪のため、バスの運行が中断されることがあります。冬の訪問を予定している方は、バスのスケジュール確認や代替交通手段の検討が重要です。安全な訪問のため、事前の情報収集と計画をしっかりと行いましょう。
※ 鉄道の運行日と時刻は公式サイトなどで必ず確認してください。紹介されている情報は一例に過ぎません。

JR新宿からJR松本駅へ
出発新宿
約160分 JR特急あずさ 松本行 時刻表(2023/12/10)
到着松本
JR新宿駅からJR松本駅まで「特急あずさ」を利用します。
JR松本駅からJR信濃大町駅へ
出発松本
約55分 JR大糸線 糸魚川行 時刻表(2023/12/10)
到着信濃大町
JR松本駅からJR信濃大町駅までは大糸線を利用します。
JR信濃大町駅から扇沢へ
※ JR長野駅から扇沢にアクセスする方法もあります。
※ バスタ新宿から扇沢にアクセスする方法もあります。
出発信濃大町
約40分 北アルプス交通 扇沢線 時刻表(2023/12/10)
到着扇沢
JR信濃大町駅から扇沢まではバスを利用します。
扇沢から室堂へ
出発扇沢
約15分 電気バス 黒部ダム行 時刻表(2023/12/10)
徒歩黒部ダム
約15分 徒歩
ケーブル乗換黒部湖 ターミナル案内
約5分 ケーブルカー
ロープウェイ乗換黒部平
約7分 ロープウェイ
バス乗換大観峰
約10分 立山トンネルトロリーバス 公式サイト
到着室堂
扇沢から室堂までバス、ケーブルカー、ロープウェイ、バスを利用します。室堂から各山小屋へは徒歩での移動となります。

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