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厳冬期の天神平~谷川岳登山(単独)

上信越・尾瀬・日光エリア
オジカ沢ノ頭、万太郎山
上信越・尾瀬・日光エリア谷川連峰

厳冬期の谷川岳への登山は、単独で挑むには準備と根気が必要です。積雪を抱く山々の壮大な景色と、時には厳しい自然の条件下での挑戦は、登山者にとって忘れがたい経験をもたらします。谷川岳の冬景色は、その苦労を十分に報いる美しさがあります。

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谷川岳

場所

群馬県利根郡みなかみ町湯桧曽

標高・百名山・高さランキング

山名百名山標高/m順位
谷川岳たにがわだけ日本百名山1,977

周辺の山小屋

山小屋(五十音順)予約開始営業状況営業開始営業終了1泊2食/円1泊素泊まり/円
平標山の家24/4/1(月)営業中24/4/27(土)24/10/26(土)9,0006,500

登山口・経由地の標高

熊穴沢避難小屋1,465m
天神平1,319m

特徴

  • 積雪量が多いため、それなりの装備が必要となる。
  • 雪崩が発生する場合があるので、天候など十分注意する必要あり。
  • 夏場は楽なコースだが、冬は悪天候の日も多く、厳しい。
  • 頂上付近の「肩の小屋」はこの時期休業だが、休憩所としては使用可能。
  • スキー、スノボー客が多いため谷川ロープウェーは一時的に混雑する。

アクセス

行き

JR上野駅から天神平へ

出発
約60分
上野 時刻表
JR上越新幹線 新潟行
バス乗換
約45分
上毛高原 時刻表
関越交通 谷川岳ロープウェイ駅行
1番のりば
ロープウェイ
乗換
約15分
谷川ロープウェイ 運行間隔
到着天神平

帰り

天神平からJR上野駅へ

出発
約15分
天神平
バス乗換
約45分
谷川ロープウェイ 時刻表
関越交通 上毛高原駅行
鉄道乗換
約60分
上毛高原 時刻表
JR上越新幹線 東京行
到着上野

日程とコースタイム

2016.2.12

天神平からトマの耳/オキの耳へ

出発
9:05
天神平 周辺情報
AM9:05分着

10:20熊穴沢避難小屋
11:30天狗の溜まり場
11:50肩の小屋 小屋情報
12:00谷川岳山頂(トマの耳)
12:25谷川岳山頂(オキの耳)
13:40熊穴沢避難小屋
到着
14:20
天神平
Total時間:約5時間30分
歩行距離:約7km

気象情報

天気気温
天神平快晴0度
谷川岳山頂快晴0度

持ち物

今回使用した持ち物は以下です。

山行記録

JR上毛高原駅

AM7:55 JR上野駅から上越新幹線に乗り、上毛高原駅に到着しました。この時期は驚くほど登山客が少ないです。

AM8:00発(始発)の谷川ロープウェー行きのバスに乗ります。バスはガラガラで余裕で座れました。

街中で既にこの積雪です。

谷川ロープウェー

上毛高原駅から約1時間程で谷川ロープウェー駅に到着しました。これからロープウェーで天神平まで登ります。やはり、スキー、スノーボードの客が多いです。

天神平

10分程で天神平に到着しました。天気は快晴です。

今年は雪が少ないらしく、積雪量は約2mです。例年は3mを越えるそうです。

朝日岳、白髪門です。

登山口

AM9:20 ここからスタートします。夏と若干異なり、天神山方面に一旦上がってから熊穴沢避難小屋を経由し、山頂に向かうコースのようです。

積雪量が少ないとはいえ、10日に1m以上降雪があったため、トレースをはずすと腰まで潜ります。

体力をかなり消耗しそうです。

天神平スキー場を見下ろします。

天神峠付近です。ここまでの傾斜は最初からかなりきついです。ここを右に巻いて山頂を目指します。

トマの耳、オキの耳が見えます。

左下から右上へ。一直線に登ります。ここからしばらくゆるやかな傾斜が続きます。

熊穴沢避難小屋

AM10:20 熊穴沢避難小屋に到着しました。高さは2m以上はあるかと思いますが、すっぽり埋まっています。

熊穴沢避難小屋を超えると徐々に視界が開けてきます。同時に傾斜がきつくなってきます。

このあたりから風が非常に強く、寒くなってきたので上着を着ます。

このような傾斜が延々と続きます。右上の小さく黒く見えるのが天狗の溜まり場でしょうか。夏場はもう少し狭い尾根だった気がしますが、大分印象が違います。

天狗の溜まり場

AM11:30 天狗の溜まり場に到着しました。

新雪のため、「ワカン」を履いている登山者が多いです。深い雪では活躍しますね。ここを抜けるといよいよ頂上が近づいてきます

体力的に一番きついところですね。

肩の小屋

AM11:50 肩の小屋の道標まで来ました。

肩の小屋も雪で埋まりかけてます。この時期休業ですが、休憩所としては使えるようです。

あの先が頂上です。夏場だと肩の小屋まで到達するとほとんど頂上ですが、冬場は道のりが長く感じます。

頂上が見えました。

トマの耳

PM12:00 頂上(トマの耳)に到着しました。谷川岳の頂部は二峰に分かれていて、それぞれトマの耳(標高1,963m)、オキの耳(標高1,977m)と呼ばれています。

トマの耳から肩の小屋を見下ろします。

長野県方面と思われます。右が北アルプス方面、左が南アルプス方面でしょうかね。であれば八ヶ岳、穂高、北岳などが見えているはずですが、距離がありすぎて区別つきません。

日光方面と思います。男体山や白根山が見えているはずですが、こちらも遠すぎてよく分かりませんね。

こちらは水上方面と思われます

少し休んでからオキの耳に向かいます。

土樽、新潟方面です。

トマの耳頂上からオキの耳頂上までは15分くらいかかります。

あの上がオキの耳頂上です。

オキの耳

PM12:25 もう一つの山頂(オキの耳)に到着しました。標高1,977mです。この標識は女性の身長ほどあるのですが、大半埋まっています。

オジカ沢ノ頭、万太郎山です。

オキの耳から見たトマの耳です。

下山

PM12:40 これから下山します。

PM1:40 もうすぐ熊穴沢避難小屋です。下りは早いですね。 天神平までもあと少しです。

PM2:20 天神平に到着です。

最初から最後まで天候に恵まれた一日でした。これから谷川ロープウェーに乗り上毛高原経由で東京へ向かいます。本日はこれで終了です。

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