北アルプスの心地よい風を感じながら、日本でも屈指の高地に抱かれる北穂高小屋。標高3,106mの地点にあり、山岳写真家から愛されるそのロケーションは、四方を囲む壮大な景色が自慢です。北に槍ヶ岳、東に常念岳、そして穂高連峰や笠ヶ岳が360度のパノラマで広がり、まさに天空の楽園。
この小屋は1948年に開業し、その歴史の重みを感じさせるのは、人力で運ばれた100kg超の柱。今もその柱は、宿泊者が心地よい眠りにつく寝室の天井で静かに時を刻んでいます。
食事の面でも、北穂高小屋は登山者の心を掴んで離しません。特に夕食の豚のショウガ焼きは、山小屋の食とは思えないほどの美味しさで、朝食にはホッとする目玉焼きやベーコン、ソーセージが登場。圧力釜で炊かれたご飯の美味しさも格別です。
大キレットや滝谷に近いこの地は、岩登り好きにはたまらない場所。時にはクラシック音楽が流れるしゃれた雰囲気の中で、自然と語らう時間を過ごすことができるでしょう。
北穂高小屋は、ただ宿泊するだけでなく、山の魅力を五感で味わう場所。この小屋で過ごす時間は、あなたの登山体験を一層豊かなものにしてくれるはずです。
Contents
基本情報(2023年冬季)
2023年の情報を掲載しており、営業スケジュール、宿泊料金、キャンプ場の有無、標高、連絡先などが含まれています。この記事は最新情報を提供するよう努力していますが、内容が変更されることも考えられます。山に行く前には、必ず山小屋の公式ウェブサイトで最新の情報を確認することを強く推奨します。
山小屋 | 営業状況 | 営業開始 | 営業終了 | 1泊2食/円 | 1泊素泊まり/円 | テント泊/円/1人 | 収容人数 | 個室 | 乾燥室 | 更衣室 | 自炊室 | テント場 | 幕営数(最大) | お風呂 | 電話番号1 | 電話番号2 | 標高/m | 備考 | 山域 | 公式URL | テント場予約 | 水場 | 外トイレ | 電波 |
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北穂高小屋 | 冬季休業 | 23/4/29(土) | 23/11/4(土) | 13,500 | 9,000 | 2,000 | 65 | なし | あり | なし | テラス | あり | 25 | なし | 090-1422-8886(直通) | 3,106 | 穂高連峰 | http://www.kitaho.co.jp/ | 不要 | 確認中 | あり | 確認中 |
- 宿泊は原則要予約です。
- 個室の場合、個室料金が別途必要になる場合があります。
- 宿泊プランが複数あるケースでは、低価格の料金プランの金額を記載しています。
- 飲水は宿泊者無料です。
- 詳細は公式URLをご確認ください。
- 山小屋の一覧はこちらです。
- テント場は小屋から徒歩10分ほどのところにあります。
- 個室はありません。
アクセス
JR新宿からJR松本駅へ | |
出発 | 新宿 |
約160分 | JR特急あずさ 松本行 時刻表(2023/12/08) |
到着 | 松本 |
JR新宿駅からJR松本駅まで「特急あずさ」を利用します。 |
JR松本駅から上高地へ | |
出発 | 松本 |
約30分 | 上高地線 新島々行 時刻表(2023/12/08) |
バス乗換 | 新島々 |
約150分 | アルピコ交通 上高地バスターミナル行 時刻表(2023/12/08) ※ 2023年は4月17日(月)~11月15日(水)までの運行です。 |
到着 | 上高地バスターミナル |
JR松本駅から新島々までは上高地線、新島々から上高地までまでアルピコ交通バスを利用します。上高地から各山小屋までは徒歩になります。 登山レポ1(上高地→槍沢→槍ヶ岳) 登山レポ2(上高地→涸沢→穂高岳) |
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