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梁川駅~倉岳山登山(日帰り)

中央線沿線エリア
倉岳山山頂
中央線沿線エリア

山梨県の大月市と上野原市の境界に構える倉岳山(くらたけやま)は、秋の風に揺れる木々と雄大な富士山の眺めが自慢の、高さ990.1メートルの山です。この秋山山系の最高峰は、山梨百名山の一つに数えられ、その歴史は古く「甲斐国志」にも登場します。かつて鞍岳山、鞍立山と呼ばれたこの山は、桂川方面から見ると鞍の形をしていることからその名がつけられました。

倉岳山の真骨頂は、山頂からの壮大な眺望です。ここからは、秀麗富嶽十二景にも選ばれた富士山の全貌を一望でき、心を奪われる美しさを誇ります。また、桂川を挟んで北側にある百蔵山や扇山の展望も見事で、山頂付近では四季折々の自然の美しさを堪能できます。

アクセスの便も良く、JR中央本線の鳥沢駅や梁川駅から直接徒歩で登頂できるため、初心者から熟練の登山者まで幅広く楽しめます。

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倉岳山について

場所

山梨県大月市猿橋町小篠

標高

倉岳山山頂990m
立野峠834m
小篠貯水池363m
倉岳山登山口355m

特徴

  • 都心からのアクセスが非常によい。
  • 秀麗富嶽十二景の山として指定されている。
  • 山梨百名山として指定されている。
  • 富士山の絶景スポット。
  • 急傾斜、危険個所はないため、登山初心者向き。

アクセス

行き

JR新宿駅からJR梁川駅へ

出発
50分
新宿 時刻表
JR中央線快速 高尾行
乗換
約30分

高尾(東京都) 時刻表
JR中央本線 松本方面行
到着梁川駅

帰り

JR鳥沢駅からJR新宿駅へ

出発
約35分
鳥沢 時刻表
JR中央本線 高尾方面行
乗換
約50分
高尾(東京都) 時刻表
JR中央線快速 新宿方面行
到着新宿

日程とコースタイム

2016.06.18

JR梁川駅から倉岳山山頂へ

出発
7:40
JR梁川やながわ
7:42梁川大橋
7:55倉岳山登山口
8:45倉岳山水場
9:00立野峠
9:30着
9:40出
倉岳山山頂
11:20小篠貯水池おしのちょすいち
到着
12:00
JR鳥沢駅
Total時間:約4時間20分
歩行距離:約10.1km

気象情報

日付場所天気気温
6.18梁川駅晴れ18度
6.18倉岳山山頂晴れ16度

持ち物

今回使用した持ち物は以下です。

山行記録

JR梁川駅

7:40 梁川駅に到着しました。
甲州街道を四方津方面に進みます。

© OpenStreetMap contributors 

倉岳山は左へ。

梁川大橋

梁川大橋からの眺めは、心を解放するような開放感に満ちています。目の前に広がるのは、緑深い倉岳山の雄大な姿。橋を歩くと、四季の移ろいを感じさせる山の息吹が肌で感じられるでしょう。遠くに見える山並みは、まるで絵画のような美しさを醸し出し、この道を旅する者の心を奪います。周囲の自然と調和した構造物が、訪れる人々に安らぎと冒険の両方を提供しています。

春の訪れを告げる新緑が眩しい山々が相模川のせせらぎをやさしく包み込んでいます。高い場所から川の流れを眺めると、その線が細く、まるで手のひらに乗せた糸のように繊細に見えますね。木々のざわめきをBGMに、どこまでも続く緑の絨毯が目に飛び込んできます。日常の忙しさを忘れさせてくれるような、この絶景は心を落ち着かせてくれます。ちょっと足を止めて、自然の息吹を感じるのにぴったりの場所です。

このまま道なりに進みます。

倉岳山登山口

© OpenStreetMap contributors 倉岳山登山口

7:55 登山口に到着しました。

朝の柔らかな光に包まれ、倉岳山の登山口に足を踏み入れます。木々の間を流れる風の音や小鳥の囀りが、訪れる人の心を和ませてくれます。緑のトンネルを抜けると、そこにはひっそりと佇む案内所が登山者を静かに出迎えています。

月尾根沢です。
どんどん先へ進みます。

倉岳山水場

8:45 倉岳山水場に到着しました。
なぜか「※この水場の水は飲料用ではありません」とあります。
倉岳山山頂までは50分となっています。

立野峠

© OpenStreetMap contributors 立野峠

9:00 立野峠に到着しました。
ここから山頂までは標準タイムで35分です。
あと一息です。

ほぼ山頂まできました。

倉岳山山頂

© OpenStreetMap contributors 倉岳山山頂

9:30 倉岳山の山頂に立つと、そこはまさに別世界です。標高990メートルからの眺めは圧巻で、遠くには雄大な富士山が静かに佇んでいます。頂上で感じる風は、これまでの登りで流した汗を忘れさせてくれるほど心地よいものです。目の前に広がる絶景に、時間が止まったかのような静寂が流れます。ここから見る景色は、登った人にしか味わえない特別なご褒美ですね。

富士山が全開です。
少し休憩してから下山します。

下山

© OpenStreetMap contributors 

鳥沢駅方面に向かっています。

沢沿いの小道を歩くと、目に飛び込んでくるのは苔むした岩と、小さな滝の清冽な姿。日々の喧騒を忘れさせるような、木々の囁きと水の音だけが周囲に満ちています。滝壺に落ちる水の一滴一滴が、自然の息吹を感じさせてくれます。

穴路峠分岐

鳥沢駅へ向かいます。

小篠貯水池

© OpenStreetMap contributors 小篠貯水池

11:20 小篠貯水池のほとりに立つと、水面がまるで鏡のように周囲の緑を映し出しているのが印象的です。池は人工の手によって作られたものかもしれませんが、その静けさと美しさはまるで自然が長い年月をかけて築き上げたかのよう。周りの木々が生い茂り、静寂と安らぎを提供してくれるこの場所は、訪れる人々にとって思いがけない癒しの空間を提供してくれます。

© OpenStreetMap contributors 

鳥沢駅がもう目の前に迫ってきて、本日の山旅もそろそろ終わりに近づいています。足元には清流が石を転がしながらせせらぎ、豊かな緑に囲まれたこの場所は、歩みを止めて深呼吸したくなるような美しさです。長い一日の終わりに、心も体も自然の中でしっかりとリセットされた感じがします。

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