星空に包まれる、冬の八ヶ岳

八ヶ岳エリア
八ヶ岳エリア南八ヶ岳

冬の八ヶ岳には、夏とはまったく違う静けさがありました。
美濃戸口から赤岳鉱泉へ向かう道は、はじめは雪も少なく穏やかでしたが、少しずつ山の空気が冷たくなり、奥へ進むほど白い世界へ変わっていきます。
赤岳鉱泉に着くと、目の前には大きなアイスキャンディ。
そして夕方には、赤く染まる八ヶ岳の山肌が、寒さを忘れてしまうほど美しく見えました。

夜は氷点下15度の世界。
それでも、空には信じられないくらいたくさんの星が広がり、月明かりに照らされた山は、昼間とは違うやさしさを見せてくれました。
この記事では、厳冬期の美濃戸口から赤岳鉱泉、赤岩の頭まで歩いた、冬の八ヶ岳登山の記録を紹介します。

八ヶ岳

場所

長野県諏訪郡富士見町立沢

近隣の山

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周辺の山小屋(半径5km以内)

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  • 宿泊/テント場料金は?
  • 温泉/風呂はある?
  • 注意事項は?

などの詳細な情報は以下に記載しています。

コース

美濃戸口から赤岳鉱泉へ

1日目(2015.12.19)

美濃戸口→赤岳鉱泉→赤岩の頭

出発
10:00
美濃戸口(八ヶ岳山荘) 小屋情報
AM10:00着
11:30美濃戸登山口
13:00赤岳鉱泉 小屋情報

15:20赤岩の頭
到着
16:00
赤岳鉱泉
宿泊
Total時間:約6.0時間
歩行距離:約9.6km


2日目(2015.12.20)

赤岳鉱泉→美濃戸口

出発
8:30
赤岳鉱泉
AM8:30出発


10:00美濃戸登山口
到着
10:40
美濃戸口(八ヶ岳山荘)
Total時間:約2.1時間
歩行距離:約6.4km

特徴

  • JR茅野駅から美濃戸口までのアクセスはよい(厳冬期でもバスがある)。
  • 美濃戸口からのコースは危険箇所はほとんどない。
  • 茅野駅周辺にコンビニ、ショッピングセンターあり。
  • 山小屋が多いためトイレには困らない。

アクセス

行き

JR新宿駅から美濃戸口へ

出発
約120分
新宿 時刻表
JR特急あずさ 松本行
バス乗換
約40分
茅野 時刻表
アルピコ交通 美濃戸口行
JR茅野駅から徒歩1分
4番のりば
到着美濃戸口

帰り

美濃戸口からJR新宿駅へ

出発
約40分
美濃戸口 時刻表
アルピコ交通 茅野行
鉄道乗換
約120分
茅野 時刻表
特急あずさ 新宿行
到着新宿

気象情報

日付場所天気気温
12.19美濃戸登山口晴れ-9度
12.19赤岳鉱泉晴れ-15度(最低)
12.20美濃戸登山口晴れ-10度
12.20赤岳鉱泉晴れ-15度(最低)

持ち物

今回使用した持ち物は以下です。

山行記録

美濃戸口(12.19)

© OpenStreetMap contributors 八ヶ岳山荘

10:00 美濃戸口に到着しました。
このあたりはまだ雪は積もっていません。

11:20 美濃戸に到着しました。

横岳が見えてきました。

山頂はしっかり雪が積もってます。

積雪がありますが、この辺りではアイゼンは装着しなくてもなんとかなります。
もうすぐ赤岳鉱泉に到着します。

赤岳鉱泉

© OpenStreetMap contributors 赤岳鉱泉

13:00 赤岳鉱泉に到着しました。
有名なアイスキャンディですね。

あれはアイスクライミングのアックスというやつでしょうか。
「カマキリ」と言ったりするようです。
あれとアイゼンだけで体重を支えられるのでしょうか。

15:00 時間がたっぷりあるので、少し硫黄岳方面に向かってみます。

赤岳が立派ですね。いつか雪山の時期に挑戦したいです。

真ん中は南アルプス甲斐駒ヶ岳でしょう。

赤岩の頭

© OpenStreetMap contributors 赤岩の頭

15:20 赤岩の頭まで来てしまいました。
※これ以上は装備が不十分(特にアイゼンが軽アイゼン)で危険なため進みません。

硫黄岳です。
写真では伝わりませんが、風が強く非常に寒いです。
体感温度-20度くらいになるのではないでしょうか。
今まで経験したことのない温度です。

赤岳鉱泉に戻ります。
次回は装備をちゃんとして硫黄岳山頂に挑戦したいです。

© OpenStreetMap contributors 赤岩の頭⇔赤岳鉱泉

赤岳鉱泉までの半分くらいの地点に来ました。

もうすぐ赤岳鉱泉です。

赤岳鉱泉の夕暮れ

アーベントロート(Abendrot)ってやつですね。ドイツ語で「夕焼け」の意味です。

かなり真っ赤に焼けています。

これを見るだけでもこの時期にここまで登ってきた価値があります。
現時点で-10度を超えてますが、テントは寒くないのでしょうか。
来年あたりテントデビューを予定しています。

赤岳鉱泉にはジェット機のエンジンのような暖房があり、廊下の端から端まですごいパワーで温めます。
超大型のドライヤーのような感じですね。

窓ガラスが凍り付いています。
外気は-10度を超えています。

赤岳鉱泉の夜

18:30 星空がきれいなので外に出てみました。
太陽のようですが、これは月です。

山は地上の光がないため月が出ていると昼間のように明るいです。

赤岳鉱泉の夜

下界とは比べ物にならない星の量です。
手元の温度計は氷点下15度です。

赤岳鉱泉(12.20)

7:00 この時間は小屋に暖房が入らないため室内でも非常に寒いです。
室内でも手元の温度計は-10度になってました。

これから下山準備にとりかかります。

下山

8:30 赤岳鉱泉から下山します。

10:40 美濃戸口に到着し、茅野駅行きのバスに乗っています。

下界からも八ヶ岳がガッツリ見えますね。

茅野市市内からの八ヶ岳です。
これで2015年度の八ヶ岳は終了です。
来年以降はテント泊で挑戦する予定です。

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