標高2,350メートルの雄大な自然に抱かれた行者小屋、それはまさに登山者の楽園。北アルプスの涸沢を彷彿とさせる絶景の中、赤岳山頂直下のこの小屋は、美濃戸口からの2時間のトレッキングで辿り着く秘境です。窓の外には阿弥陀岳や中岳、赤岳の稜線が広がり、まるで絵画のような景色に心が洗われます。
行者小屋の魅力は、そのロケーションだけに留まりません。おでんやラーメン、とんかつやカレーといったバラエティ豊かな食事が、山の空気を一層美味しくしてくれます。特に、屋外で味わうおでんは格別。さらに、朝はスクランブルエッグやハムで一日の活力をチャージ。登山の疲れを癒やすため、大部屋にはプライベート感を重視した仕切りや、寒い時期には電気コタツが完備されています。
そして、行者小屋のもう一つの楽しみはイベント。例えば、「撮っちゃえ!アイスクライマー」といったユニークな体験ができるのも、この小屋ならでは。登山だけでなく、ここでしか味わえない特別な思い出もたくさん。
登山の拠点としてはもちろん、心身を癒やすリラックススポットとしてもおすすめです。行者小屋で、非日常の一時を過ごしてみませんか?
行者小屋の2024年冬季基本情報(営業期間・宿泊料金・予約サイト・場所など)
2024年の情報を掲載しており、営業スケジュール、予約サイト、宿泊料金、テント場の有無、標高、連絡先、山小屋の住所、地図などの情報が含まれています。この記事は最新情報を提供するよう努力していますが、内容が変更されることも考えられます。山に行く前には、必ず山小屋の公式ウェブサイトで最新の情報を確認することを強く推奨します。
施設名 | 行者小屋 |
---|---|
読み方 | ぎょうじゃごや |
ローマ字 | giyoujiyagoya |
予約サイト | 予約 |
営業状況 | 営業予定 年末年始営業:2024年12月28日 (土) 〜 2025年1月4日 (土) |
1泊2食料金 | 13,000円 |
1泊素泊まり料金 | 10,000円 |
テント泊料金/1人 | 2,000円 |
収容人数 | 150人 |
個室 | あり |
乾燥室 | あり |
更衣室 | あり |
自炊室 | あり |
お風呂 | なし |
電波状況 | docomo: ×, au: △, SoftBank: ×, 楽天モバイル: ×, Wi-Fi: × |
電話番号1 | 090-4740-3808(小屋直通) |
テント場 | あり |
幕営数(最大) | 50 |
テント場予約 | 不要 |
水場 | あり |
外トイレ | あり |
標高 | 2351.3m |
山域 | 南八ヶ岳 |
公式URL | https://www.akadakekousen.jp |
備考 | 年末年始 |
- 山小屋の宿泊は原則要予約です。
- 個室のある山小屋の場合、個室料金が別途必要になる場合があります。
- 宿泊費は1泊1人あたりの基本プランの料金を記載しています。
- 宿泊費は平日や週末、繁忙期などで変動になる場合があります。
- 詳細は公式URLをご確認ください。
- 全国の山小屋の一覧はこちらです。
- 山小屋周辺や山頂の絶景フォトギャラリーはこちらです。
- 赤岳山頂直下に位置する小屋で、美濃戸の登山口から沢沿いの南沢コースを進み約2時間、赤岳や横岳、阿弥陀岳への登山拠点となります。
- 営業期間は6月上旬~11月上旬です。
- 関西風の「おでん」が名物です。
- 「ギョウジャでギョウザ祭り!」などのイベントも開催されます。
- 自炊室は2席のみ使用可能です。
- 赤岳山頂直下に建っており、阿弥陀岳や中岳、赤岳などのほか硫黄岳までの稜線が眺められます。
- 小屋の前にはテーブルとベンチが置かれており、パイプから湧水が溢れ出しています。
- ほぼ全館でWi-Fiを使えます。
行者小屋近隣の山(日本百名山・山の標高など)
この山小屋(テント場)の周辺には、以下の素晴らしい山々があります。これらの山を訪れる際には、ぜひこの山小屋(テント場)を活用しましょう。利便性と快適さを兼ね備え、山へのアクセスが格段に便利になるため、登山体験がより充実したものになること間違いなしです。
- 天狗岳1 (距離: 4.5 km, 標高: 2646 m, 標高差: 294.7 m)
- 横岳1 (距離: 1.1 km, 標高: 2830 m, 標高差: 478.7 m)
- 権現岳 山梨百名山 (距離: 3.3 km, 標高: 2715 m, 標高差: 363.7 m)
- 編笠山 山梨百名山 (距離: 4.5 km, 標高: 2524 m, 標高差: 172.7 m)
- 硫黄岳 (距離: 2.2 km, 標高: 2760 m, 標高差: 408.7 m)
- 阿弥陀岳 (距離: 0.9 km, 標高: 2805 m, 標高差: 453.7 m)
- 権現岳<三ッ頭> (距離: 4.1 km, 標高: 2580 m, 標高差: 228.7 m)
- 峰の松目 (距離: 2.4 km, 標高: 2568 m, 標高差: 216.7 m)
- 赤岳 日本百名山 山梨百名山 (距離: 1 km, 標高: 2899 m, 標高差: 547.7 m)
- 権現岳<西岳> (距離: 4.2 km, 標高: 2398 m, 標高差: 46.7 m)
行者小屋のコース情報(バーチャル3分登山)
山小屋までのコース情報を紹介します。徐々に掲載予定であり、現在は一部のみの紹介となります。以下は3分以内の短い動画です。音声はありません。
行者小屋近隣の登山口情報(トイレ・水場・バス停有無など)
利用される主な登山口を以下に紹介します。登山の旅は、まず足を踏み入れるその一歩から始まります。これらの登山口は、美しい景色、多様なルート、そして自然との一体感を提供してくれる特別な場所となるでしょう。
行者小屋までのアクセス情報(鉄道・バス)
山小屋、登山口へのアクセス方法をご紹介します。現時点では、主に関東地域からのアクセスが主要となります。鉄道とバスを利用する場合、季節や時間帯によって所要時間に変動があるので、事前にチェックすることをお勧めします。
※ 鉄道の運行日と時刻は公式サイトなどで必ず確認してください。紹介されている情報は一例に過ぎません。
最寄りの駅・バス停
- 美濃戸口 (距離: 5.7 km, 標高: 1487.2 m, 標高差: -864.1 m)
- 桜平登山口 (距離: 4.4 km, 標高: 1893.6 m, 標高差: -457.6 m)
新宿から茅野を経由し美濃戸口へ
総移動時間: 2時間50分
行者小屋周辺3km以内にある山小屋
半径3km以内にある山小屋と山小屋までの距離、標高差などの情報を記載しています。距離は直線距離であり、登山道などの有無は考慮していないので、ご注意ください。
営業状況や宿泊費などの情報も掲載しています。
- 赤岳鉱泉 営業中 (距離: 1 km, 標高: 2219.1 m, 標高差: -132.2 m)
- 赤岳頂上山荘 冬季休業 (距離: 1 km, 標高: 2755.6 m, 標高差: 404.3 m)
- 赤岳天望荘 冬季休業 (距離: 0.8 km, 標高: 2727.6 m, 標高差: 376.3 m)
- 硫黄岳山荘 冬季休業 (距離: 1.8 km, 標高: 2655.6 m, 標高差: 304.4 m)
- オーレン小屋 冬季休業 (距離: 2.7 km, 標高: 2313.3 m, 標高差: -37.9 m)
- キレット小屋 冬季休業 (距離: 1.8 km, 標高: 2437.4 m, 標高差: 86.2 m)
山小屋(五十音順) | 営業状況・予約 | 2食付き | 素泊まり |
---|---|---|---|
赤岳鉱泉 | 通年営業 通年営業予約 | 13,000円 | 10,000円 |
赤岳頂上山荘 | 冬季休業 現在営業していません予約 | 12,000円 | 9,000円 |
赤岳天望荘 | 営業予定 年末年始営業:2024年12月25日 (水) 〜 2025年2月11日 (火) 予約 | 13,000円 | 10,500円 |
硫黄岳山荘 | 冬季休業 現在営業していません予約 | 14,000円 | 11,000円 |
オーレン小屋 | 冬季休業 現在営業していません予約 | 13,000円 | 9,500円 |
キレット小屋 | 冬季休業 現在営業していません予約 | 8,000円 | 5,000円 |
周辺ギャラリー
山小屋の周辺には魅力的なスポットがたくさん広がっており、これらを写真と共に紹介します。山小屋周辺において、訪れる価値のある場所や活動を紹介し、山岳体験を提供できればと考えます。山小屋からの景観、周辺の山々、キャンプ場、近くを流れる沢や池、美味しい食事など、山の魅力を満喫するための情報を掲載しています。
行者小屋から望む横岳の輪郭が、朝日に照らされて神々しい光景を創り出しています。登山を始める前の登山者たちの背には、これからの登頂への期待とわくわくが感じられます。山小屋のほのぼのとした雰囲気と、その背後にそびえ立つ山々の荘厳さが絶妙に調和し、自然の中での一体感を味わえる場所です。ここは多くの登山者が交差するポイントであり、人々が自然に敬意を表しながら、山との対話を楽しむ出発点となっています。
この分岐点は、文三郎尾根経由で赤岳や阿弥陀岳に向かう道と、左手の地蔵尾根に分かれる重要な場所です。シンプルながらも、行くべき方向を示す看板は、登山者にとって頼りになる目印であり、次の目的地へのガイドとなります。周囲に広がる森林の中で、石と土の道が自然の厳しさと登山の醍醐味を教えてくれる一方、安全に進むための指針を提供してくれるのです。この地点から、それぞれの登山者が自分のペースで山のさらなる高みを目指していくわけですね。
文三郎尾根を経由して赤岳や阿弥陀岳を目指す登山者たちは、自然の中での一歩一歩に集中しています。緑豊かな山々に囲まれたこの道は、地形の変化に富んでおり、時には登山の技術と精神力を要求される場所も。しかし、その分、頂上からの景色は格別なものがあるでしょう。登山者たちは、同じ目的に向かって互いに励まし合いながら、山の厳しさと美しさを共有しているのです。
横岳とその背後にそびえる硫黄岳は、青空と緑の森に囲まれ、山岳風景の壮大さを際立たせています。鋭く尖った稜線と温暖な緑の対比が、山の生命力と自然の多様性を感じさせます。横岳から硫黄岳への山並みは、登山者にとって息をのむような美しさと、挑戦への呼び水となるでしょう。晴れ渡る空の下、これらの山々は多くの冒険家たちにとって憧れの的であり、その雄姿は訪れる人々の心に深く刻まれることでしょう。
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