【八ヶ岳】硫黄岳山荘

硫黄岳と横岳の鞍部、標高2,650mの地にひっそりと佇む硫黄岳山荘は、高山植物の宝庫として知られる場所にあり、一歩足を踏み入れると白いコマクサや国指定天然記念物であるキバナシャクナゲに囲まれた景色が目を引きます。この山荘からの眺めは特に、横岳台ノ頭から北に延びるなだらかな稜線を下った場所に立地しているため、野辺山方面の壮大な展望を堪能することができ、また、早朝には山荘前から雲海を背景に昇るご来光の息をのむ美しさを、そして夕暮れ時には感動的な夕日を楽しむことができます。
山荘の内部にも、訪れる者を魅了する要素が溢れています。その一つが食事の贅沢さ。オーナーが手掛ける畑で収穫される新鮮な野菜を中心に、魚や肉類を取り入れたバラエティ豊かなメニューは、標高3,000m級の山中にあるとは思えないほどの豪華さを誇ります。さらに、自然環境への取り組みとして、合併浄化槽の導入による排水の浄化や、驚くべきことに、高山にもかかわらずウォシュレット付きの水洗トイレの設置など、登山者の快適性と環境保全の両立を実現しています。
硫黄岳山荘は、その美しい景色や快適な設備、そして心温まるサービスで、多くの登山者たちの心をつかんで放さない。この素晴らしい体験を、皆様もぜひとも味わってみてはいかがでしょうか。

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基本情報(2023年冬季)

2023年の情報を掲載しており、営業スケジュール、宿泊料金、キャンプ場の有無、標高、連絡先などが含まれています。この記事は最新情報を提供するよう努力していますが、内容が変更されることも考えられます。山に行く前には、必ず山小屋の公式ウェブサイトで最新の情報を確認することを強く推奨します。

山小屋営業状況営業開始営業終了1泊2食/円1泊素泊まり/円テント泊/円/1人収容人数個室乾燥室更衣室自炊室テント場幕営数(最大)お風呂電話番号1電話番号2標高/m備考山域公式URLテント場予約水場外トイレ電波
硫黄岳山荘冬季休業2023/4/下23/11/4(土)13,00010,000-70ありあり簡易ありなし-なし0266-73-66732,650南八ヶ岳https://iodake.jp/sanso/-確認中あり確認中
  • 宿泊は原則要予約です。
  • 個室の場合、個室料金が別途必要になる場合があります。
  • 宿泊プランが複数あるケースでは、低価格の料金プランの金額を記載しています。
  • 飲水は宿泊者無料です。
  • 詳細は公式URLをご確認ください。
  • 山小屋の一覧はこちらです。

アクセス(鉄道・バス)

山小屋へのアクセス方法をご紹介します。現時点では、主に関東地域からのアクセスが主要となります。アクセスには主に鉄道とバスを使いますが、季節や時間帯によって所要時間に変動があるので、事前にチェックが必要です。鉄道を使う場合、関東からは特定の駅を起点に、山小屋最寄りの駅へのルートが一般的です。電車のタイムテーブルを参考にして、適切な時間に出発しましょう。一方、バスを利用する際は冬季に注意が必要です。寒さや積雪のため、バスの運行が中断されることがあります。冬の訪問を予定している方は、バスのスケジュール確認や代替交通手段の検討が重要です。安全な訪問のため、事前の情報収集と計画をしっかりと行いましょう。
※ 鉄道の運行日と時刻は公式サイトなどで必ず確認してください。紹介されている情報は一例に過ぎません。

JR新宿駅からJR茅野駅へ
出発新宿
約140分 JR特急あずさ 松本行 時刻表(2023/12/08)
到着茅野
JR新宿駅からJR茅野駅まで「特急あずさ」を利用します。
JR茅野駅から美濃戸口へ
出発茅野
約40分 アルピコ交通 美濃戸口行 美濃戸口線
JR茅野駅から徒歩1分
4番のりば
到着美濃戸口
JR茅野駅から美濃戸口までのバスによる経路です。美濃戸口から各山小屋までは徒歩で美濃戸を経由します。
登山レポ(厳冬期の美濃戸口→赤岳鉱泉)
登山レポ(厳冬期の美濃戸口→赤岩の頭)
登山レポ(冬の美濃戸口→赤岳)
登山レポ(秋の美濃戸口→赤岳、阿弥陀岳)

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