北アルプスの心地よい風を感じながら、日本でも屈指の高地に抱かれる北穂高小屋。標高3,106mの地点にあり、山岳写真家から愛されるそのロケーションは、四方を囲む壮大な景色が自慢です。北に槍ヶ岳、東に常念岳、そして穂高連峰や笠ヶ岳が360度のパノラマで広がり、まさに天空の楽園。
この小屋は1948年に開業し、その歴史の重みを感じさせるのは、人力で運ばれた100kg超の柱。今もその柱は、宿泊者が心地よい眠りにつく寝室の天井で静かに時を刻んでいます。
食事の面でも、北穂高小屋は登山者の心を掴んで離しません。特に夕食の豚のショウガ焼きは、山小屋の食とは思えないほどの美味しさで、朝食にはホッとする目玉焼きやベーコン、ソーセージが登場。圧力釜で炊かれたご飯の美味しさも格別です。
大キレットや滝谷に近いこの地は、岩登り好きにはたまらない場所。時にはクラシック音楽が流れるしゃれた雰囲気の中で、自然と語らう時間を過ごすことができるでしょう。
北穂高小屋は、ただ宿泊するだけでなく、山の魅力を五感で味わう場所。この小屋で過ごす時間は、あなたの登山体験を一層豊かなものにしてくれるはずです。
北穂高小屋の2024年冬季基本情報(営業期間・宿泊料金・予約サイト・場所など)
2024年の情報を掲載しており、営業スケジュール、予約サイト、宿泊料金、テント場の有無、標高、連絡先、山小屋の住所、地図などの情報が含まれています。この記事は最新情報を提供するよう努力していますが、内容が変更されることも考えられます。山に行く前には、必ず山小屋の公式ウェブサイトで最新の情報を確認することを強く推奨します。
施設名 | 北穂高小屋 |
---|---|
読み方 | きたほたかごや |
ローマ字 | kitahotakagoya |
予約サイト | 予約 |
営業状況 | 冬季休業 現在営業していません |
1泊2食料金 | 14,000円 |
1泊素泊まり料金 | 9,500円 |
テント泊料金/1人 | 2,000円 |
収容人数 | 65人 |
個室 | なし |
乾燥室 | あり |
更衣室 | なし |
自炊室 | テラス |
お風呂 | なし |
電波状況 | ドコモ〇,au〇,SB△,楽天-,公衆電話× |
電話番号1 | 090-1422-8886(直通) |
テント場 | あり |
幕営数(最大) | 25 |
テント場予約 | 不要 |
水場 | なし |
外トイレ | あり |
標高 | 3012m |
山域 | 穂高連峰 |
公式URL | https://www.kitaho.co.jp |
備考 | 紅葉 涸沢カール |
- 山小屋の宿泊は原則要予約です。
- 個室のある山小屋の場合、個室料金が別途必要になる場合があります。
- 宿泊費は大人料金を記載しています。
- 宿泊費は平日や週末、繁忙期などで変動になる場合があります。
- 詳細は公式URLをご確認ください。
- 全国の山小屋の一覧はこちらです。
- 山小屋周辺や山頂の絶景フォトギャラリーはこちらです。
- 上高地から涸沢経由で約10時間です。
- 営業期間は4月下旬~11月上旬です。
- テント場は小屋から徒歩10分ほどのところにあります。
- 個室はありません。
- 穂高岳と北峰の直下に位置する山小屋です。北アルプスで最も高所に位置し、富士山を除けば日本で一番高い場所にある山小屋でもあります。
- 自然環境の厳しい場所にありながら、食事時にはクラシック音楽を流し、優雅な時間を演出しています。
- 創業は昭和23年(1948年)で、北アルプスの山小屋としては珍しく、地元出身ではない東京出身の小山義治氏が建てました。建築工事は困難を極め、100kg以上の柱を人力で運び上げたという逸話があります。
- この山小屋は滝谷に近いため、クライマーやガイドが多く集まります。
北穂高小屋近隣の山(日本百名山・山の標高など)
この山小屋(テント場)の周辺には、以下の素晴らしい山々があります。これらの山を訪れる際には、ぜひこの山小屋(テント場)を活用しましょう。利便性と快適さを兼ね備え、山へのアクセスが格段に便利になるため、登山体験がより充実したものになること間違いなしです。
- 赤沢山 (距離: 3.7 km, 標高: 2670 m, 標高差: -342 m)
- 中岳1 (距離: 2.9 km, 標高: 3084 m, 標高差: 72 m)
- 涸沢岳 (距離: 1 km, 標高: 3110 m, 標高差: 98 m)
- 西穂高岳 (距離: 3.5 km, 標高: 2909 m, 標高差: -103 m)
- 西岳 (距離: 4.4 km, 標高: 2758 m, 標高差: -254 m)
- 大喰岳 (距離: 3.6 km, 標高: 3101 m, 標高差: 89 m)
- 北穂高岳 (距離: 0.2 km, 標高: 3106 m, 標高差: 94 m)
- 前穂高岳 (距離: 2.5 km, 標高: 3090 m, 標高差: 78 m)
- 槍ヶ岳 日本百名山 (距離: 4.3 km, 標高: 3180 m, 標高差: 168 m)
- 南岳 (距離: 1.7 km, 標高: 3033 m, 標高差: 21 m)
- 奥穂高岳 日本百名山 (距離: 1.7 km, 標高: 3190 m, 標高差: 178 m)
北穂高小屋近隣の登山口情報(トイレ・水場・バス停有無など)
利用される主な登山口を以下に紹介します。登山の旅は、まず足を踏み入れるその一歩から始まります。これらの登山口は、美しい景色、多様なルート、そして自然との一体感を提供してくれる特別な場所となるでしょう。
- 笠新道登山口 (距離: 5.7 km, 標高: 1370 m, 標高差: -1642 m)
- 上高地西穂高岳登山口 (距離: 7.1 km, 標高: 1502 m, 標高差: -1510 m)
- 奥丸山登山口 (距離: 5.1 km, 標高: 1506 m, 標高差: -1506 m)
- 笠ヶ岳・双六岳・わさび平 登山道入口 (距離: 7.3 km, 標高: 1130 m, 標高差: -1882 m)
- 小池新道登山口 (距離: 5.3 km, 標高: 1474 m, 標高差: -1538 m)
- 白出沢口 (距離: 3.7 km, 標高: 1536 m, 標高差: -1476 m)
- 徳沢登山口 (距離: 5.4 km, 標高: 1563 m, 標高差: -1449 m)
北穂高小屋までのアクセス情報(鉄道・バス)
山小屋、登山口へのアクセス方法をご紹介します。現時点では、主に関東地域からのアクセスが主要となります。鉄道とバスを利用する場合、季節や時間帯によって所要時間に変動があるので、事前にチェックすることをお勧めします。
※ 鉄道の運行日と時刻は公式サイトなどで必ず確認してください。紹介されている情報は一例に過ぎません。
最寄りの駅・バス停
- 上高地バスターミナル (距離: 6.6 km, 標高: 1505.6 m, 標高差: -1506.5 m)
- 新穂高ロープウェイ (距離: 7.2 km, 標高: 1107.7 m, 標高差: -1904.4 m)
新宿から松本、新島々を経由し上高地バスターミナルへ
No. | 出発駅 | 到着駅 | 移動時間 | 行先 | 交通手段 | 種類 | 会社名 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 新宿 | 松本 | 160分 | 松本 | 特急あずさ | express train | JR東日本 |
2 | 松本 | 新島々 | 30分 | 新島々 | 上高地線 | train | 松本電鉄 |
3 | 新島々 | 上高地バスターミナル | 105分 | 上高地バスターミナル | 松本~新島々~上高地線 | express bus | アルピコ交通 |
総移動時間: 4時間55分
新宿から松本を経由し上高地バスターミナルへ
No. | 出発駅 | 到着駅 | 移動時間 | 行先 | 交通手段 | 種類 | 会社名 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 新宿 | 松本 | 160分 | 松本 | 特急あずさ | express train | JR東日本 |
2 | 松本 | 松本バスターミナル | 5分 | 松本バスターミナル | 徒歩 | walking | 徒歩 |
3 | 松本バスターミナル | 上高地バスターミナル | 100分 | 上高地バスターミナル | 松本~新島々~上高地線 | express bus | アルピコ交通 |
総移動時間: 4時間25分
北穂高小屋周辺3km以内にある山小屋
半径3km以内にある山小屋と山小屋までの距離、標高差などの情報を記載しています。距離は直線距離であり、登山道などの有無は考慮していないので、ご注意ください。
営業状況や宿泊費などの情報も掲載しています。
山小屋(五十音順) | 予約・営業状況 | 2食付き料金 | 素泊まり料金 |
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涸沢小屋 | 冬季休業 現在営業していません予約 | 14,000円 | 9,500円 |
涸沢ヒュッテ | 冬季休業 現在営業していません予約 | 14,000円 | 9,500円 |
穂高岳山荘 | 冬季休業 現在営業していません予約 | 14,500円 | 10,000円 |
南岳小屋 | 冬季休業 現在営業していません予約 | 14,000円 | 9,500円 |
槍平小屋 | 冬季休業 現在営業していません予約 | 14,000円 | 10,000円 |
周辺ギャラリー
山小屋の周辺には魅力的なスポットがたくさん広がっており、これらを写真と共に紹介します。山小屋周辺において、訪れる価値のある場所や活動を紹介し、山岳体験を提供できればと考えます。山小屋からの景観、周辺の山々、キャンプ場、近くを流れる沢や池、美味しい食事など、山の魅力を満喫するための情報を掲載しています。
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