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夏の北沢峠~甲斐駒ヶ岳登山(単独テント泊)

南アルプスエリア
摩利支天
南アルプスエリア甲斐駒ヶ岳・仙丈ヶ岳

山の詳細情報、山小屋情報、コースの詳細、山行における注意点などを紹介します。

2022年度は広河原⇔北沢峠ルートは運休となっています。詳細は甲府駅や山小屋などに確認してください。
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山情報

場所

長野県伊那市長谷黒河内

標高・百名山・高さランキング

山名百名山標高/m順位
甲斐駒ヶ岳かいこまがたけ日本百名山
山梨百名山
2,96724

周辺の山小屋

山小屋(五十音順)予約サイト(開始日)営業状況営業開始営業終了1泊2食/円1泊素泊まり/円
大平山荘予約冬季休業24/7/24/10/-7,500
こもれび山荘24/3/20(水)営業中24/4/25(木)24/10/12,0007,500
七丈小屋予約通年営業24/1/1(月)24/12/31(火)10,5007,500
仙丈小屋予約営業中24/6/8(土)24/10/14(月)12,0009,000
仙水小屋予約営業中24/6/15(土)24/10/下8,0006,000
仙流荘予約営業中24/4/12(金)24/12/1(日)14,3107,700
長衛小屋24/4/1(月)営業中24/6/15(土)24/11/4(月)10,1006,800
  • 宿泊/テント場料金は?
  • 温泉/風呂はある?
  • 注意事項は?

などの詳細な情報は以下に記載しています。

コース

長衛小屋から甲斐駒ヶ岳山頂へ

コースタイム

11:50北沢峠(長衛小屋) 小屋情報
2017.8.11(1日目)
AM11:50着
テント場で一泊


出発
5:35
2017.8.12(2日目)
AM5時35分 長衛小屋から出発
6:00仙水小屋
6:30仙水峠
7:50駒津峰
8:45六万石(八合目)
9:35甲斐駒ヶ岳山頂
10:50下山開始
13:00双児山
到着
14:40
北沢峠(長衛小屋)
Total時間:約9時間
歩行距離:8.2km


山行での注意事項

  • JR甲府駅から広河原まではバスで約2時間と若干長い(基本トイレ休憩なし)。
  • 北沢峠⇔甲斐駒ヶ岳山頂はトイレがないので、北沢峠の小屋で済ませておく必要がある。
    (仙水峠経由のコースは途中に仙水小屋があるが、宿泊者以外の使用は不可)
  • 八合目過ぎ付近で直登、迂回コースが分かれるが、経験の浅い登山者は迂回コースを選択したほうがよい。
  • 北沢峠から長衛小屋まで徒歩10分。大きなテント場あり。
  • JR甲府駅まではJR高尾駅からであれば各駅列車でも十分行ける。

アクセス

行き

JR新宿駅から北沢峠へ

出発
約90
新宿 時刻表
JR特急あずさ 松本行
バス乗換
約120分
甲府 時刻表
山梨交通 広河原行
JR甲府駅から徒歩1分
甲府駅南口バスターミナル1番のりば
バス乗換
約25分
広河原
北沢峠行
到着北沢峠

帰り

北沢峠からJR新宿駅へ

出発
約25分
北沢峠
広河原行
バス乗換
約120分
広河原 時刻表
山梨交通 甲府行
鉄道乗換
約90分
甲府 時刻表
特急あずさ 新宿行
到着新宿

気象情報

天気(北沢峠)天気(甲斐駒ヶ岳山頂)気温(北沢峠)気温(甲斐駒ヶ岳山頂)
8.11曇り時々晴れ18度
8.12曇り時々晴れ曇り時々晴れ19度14度

持ち物

今回使用した持ち物は以下です。

山行記録

JR甲府駅

8月11日 AM8:20 甲府駅着。若干雲が多いですかね。
ここからバスで広河原へ向かいます。
甲斐駒ヶ岳に登るためには広河原からさらに北沢峠までバスで乗り継ぎます。

トイレは必ず甲府駅で済ませましょう。広河原までバスで約2時間、途中トイレ休憩はありません。

甲府駅

広河原へ向かいます。

広河原

11:10 広河原に到着しました。

ここから北沢峠行きのバスに乗り換えます。

北沢峠行きのバスに乗りました。
あれは北岳ですかね。

25分程で北沢峠に到着します。

北沢峠(8.11)

11:50 北沢峠に到着しました。
長衛小屋とテント場はここから5分程歩いたところにありますので、これから向かいます。

長衛小屋に到着しました。
テントの受付を済ませ、設営に入ります。

甲斐駒ヶ岳が見えます。

テントの設営が完了しました。時間が十分あるので長衛小屋周辺を探索してみます。
テント場はかなり埋まってきましたね。
ここのテント場はかなり広いので埋まってしまい、張れなくなることは多分ないのでしょう。

こもれび山荘です。

長衛小屋に食料を調達しにきました。きれいな小屋ですね。
早めにテント設営終えて、ふらふらと歩き回るのは楽しいですね。
明日はいよいよ甲斐駒ヶ岳に登ります。

北沢峠(8.12)

8月12日 AM5:35 天気はまずまずです。
これから甲斐駒ヶ岳に登ります。

仙水小屋を超えて仙水峠に向かいます。

仙水峠

摩利支天

6:30 仙水峠に到着しました。
「摩利支天」が立派にそびえ立っています。

次回挑戦予定の仙丈ケ岳です。

仙水峠を越えると傾斜が急にきつくなります。
駒津峰まで約1kmは気合が必要です。

この傾斜はかなり体力を消耗します。
精神的には一番きついコースのような気がします。

駒津峰

7:50 駒津峰に到着しました。

森林限界を超えたので、一瞬山頂か?と勘違いしましたが、ここはまだ6合目です。
ここは結構広く、休憩する場所もあるので20分程休憩します。

奥にあるガスがかかっているのが山頂です。
まだまだです。
先へ進みます。

駒津峰から500mほど少しの下りと平坦な道が続きます。

8:45 もう少しで八合目です。

直登・迂回分枝

八合目を過ぎ、分岐点に到着しました。
「直↑」と「マキ↑」で分かれています。
ここでどちらにするか迷いましたが、大差ないだろうと直登を選んでしまいました。

直登は険しいです。傾斜が突然厳しくなり、一度進んでしまうと戻れないレベルです。経験豊富な方と一緒でない限り右側の迂回コース(マキ↑)を選択しましょう。

9:05 直登・迂回分枝から山頂までの間の1/3くらいの地点です。

直登コースを選んだことを若干後悔しつつも進みます。
登っているというよりへばり付いている感じですね。

振り返ると駒津峰からのコースが綺麗に確認できます。

恐竜の背中のようです。

長い道のりでしたが、頂上までもうひと頑張りです。

壁が立ちはだかります。

ようやく山頂のようです。

9:30 山頂目前です。写真の一番上が山頂と思われます。

甲斐駒ヶ岳山頂

9:35 甲斐駒ヶ岳山頂に到着しました。

あいにく雲が多く、景色は今一です。

稜線の向こうは摩利支天ですね。

鋸岳へのコースです。
ザイル、ハーネス、ヘルメットなど必須と書かれています。

直登コースがかなり下に見えます。

山頂には大己貴大神と駒室大神が祭られているとのことです。

摩利支天方面の雲(ガス)が厚いです。

甲斐駒ヶ岳といえば「花崗岩」です。白い砂漠のようですね。

直登してきた尾根がだいぶ小さくなりました。

下山

10:50 山頂を目に焼き付け、下山します。

下山は迂回コースですが、なだらかそのものですね。

目の前に直登コースが全開です。

これを最初に見ていたら迂回コースを選択していたことでしょう。

あそこが直登・迂回分枝ですね。

12:30 駒津峰を通過し、下山は双児山経由で下山します。

駒津峰、双児山間の約1/3の地点です。

双児山

13:00 双児山ふたごやまに到着しました。
北沢峠に戻ります。ここから1:40ほどで到着するはずです。

北沢峠

14:40 北沢峠に到着しました。

夕食まで時間があるので、テント場を探索します。

登山は山に登り終えた後の時間も格別ですね。

それにしても長衛小屋のテント場の人気はすごいですね。

長衛小屋のテント場は沢に沿っていて、小屋から離れて下流にいくとテントの数も少なくなります。
小屋の近くから埋まっていくわけです。

こういう感じも静かでよいですね。

本日はここのテント場にもう一泊し、明日の朝帰宅します。
山頂の景色はガスで今一つでしたが、初の南アルプス登頂に成功したので満足です。
今回の登山は終了です。

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