【南アルプス】大平山荘 – 仙丈ケ岳への最短コースの起点

南アルプスの美しい自然に囲まれ、原生林の中にひっそりと佇む大平山荘。標高1,960mの高地に位置し、昔ながらの風情を色濃く残すこの山小屋は、仙丈ケ岳や甲斐駒ケ岳への登山口として知られています。

営業期間は通常4月上旬から10月下旬まで。ここは都会の喧騒を忘れさせてくれる、完全予約制の静かな避難所。収容人数は30人とこじんまりとしており、南アルプス林道沿いの高台にあるため、周囲の林が心地よい隠れ家のような雰囲気を醸し出しています。

仙丈ケ岳や周辺の山々への素晴らしい眺望が期待できることでしょう。さらに、この山小屋は仙丈ケ岳への最短コースである藪沢・重幸新道の入口に位置しており、甲斐駒ケ岳へのアクセスも抜群です。

大平山荘は、都会の人ごみや満員電車から離れ、自然に囲まれた山小屋でのひと時を楽しむのに最適な場所。ここでは、山の静けさと美しさに心から癒されること間違いなしです。

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基本情報(2023年冬季)

2023年の情報を掲載しており、営業スケジュール、宿泊料金、キャンプ場の有無、標高、連絡先などが含まれています。この記事は最新情報を提供するよう努力していますが、内容が変更されることも考えられます。山に行く前には、必ず山小屋の公式ウェブサイトで最新の情報を確認することを強く推奨します。

山小屋営業状況営業開始営業終了1泊2食/円1泊素泊まり/円テント泊/円/1人収容人数個室乾燥室更衣室自炊室テント場幕営数(最大)お風呂電話番号1電話番号2標高/m備考山域公式URLテント場予約水場外トイレ電波
大平山荘冬季休業23/7/1(土)23/10/10(火)7,500-30なしなしあり簡易なし-なし0265-78-3761(期間外)090-5810-2314(期間内)1,960甲斐駒ヶ岳https://ohdaira.sakura.ne.jp/-確認中あり確認中
  • 山小屋の宿泊は原則要予約です。
  • 個室の場合、個室料金が別途必要になる場合があります。
  • 宿泊プランが複数あるケースでは、低価格の料金プランの金額を記載しています。
  • 詳細は公式URLをご確認ください。
  • 山小屋の一覧はこちらです。
  • 2023年の営業も前年同様、素泊りのみの営業となります。

アクセス(鉄道・バス)

山小屋へのアクセス方法をご紹介します。現時点では、主に関東地域からのアクセスが主要となります。アクセスには主に鉄道とバスを使いますが、季節や時間帯によって所要時間に変動があるので、事前にチェックが必要です。鉄道を使う場合、関東からは特定の駅を起点に、山小屋最寄りの駅へのルートが一般的です。電車のタイムテーブルを参考にして、適切な時間に出発しましょう。一方、バスを利用する際は冬季に注意が必要です。寒さや積雪のため、バスの運行が中断されることがあります。冬の訪問を予定している方は、バスのスケジュール確認や代替交通手段の検討が重要です。安全な訪問のため、事前の情報収集と計画をしっかりと行いましょう。
※ 鉄道の運行日と時刻は公式サイトなどで必ず確認してください。紹介されている情報は一例に過ぎません。

JR新宿駅からJR岡谷駅へ
出発新宿
約140分 JR特急あずさ 松本行 時刻表(2023/12/08)
到着岡谷
JR新宿駅からJR岡谷駅まで「特急あずさ」を利用します。
※ 岡谷駅に止まらない列車もありますので、ご注意ください。
JR岡谷駅から北沢峠へ
出発岡谷
約60分 飯田線 豊橋方面 時刻表(2023/12/08)
バス乗換伊那市(伊那バスターミナル)
※ 新宿からの高速バスもあります。
※ 仙流荘まで直通のモーニングジオライナーもあります。
約25分 高遠線 高遠高校行 時刻表(2023/12/08)
タクシー乗換高遠バス停
約20分 タクシー 伊那・つばめタクシー
※ 循環バス(長谷循環バス)はあるが、本数が少ない。
バス乗換仙流荘
約55分 南アルプス林道バス 北沢峠行 時刻表(2023/12/08)
★令和5年の運行予定
令和5年5月27日から6月14日の間 「戸台口~歌宿」を運行
令和5年6月15日から11月15日の間「戸台口~北沢峠」を運行
※ピーク時は非常に混雑するため、注意が必要です。
到着北沢峠
JR岡谷駅から伊那市駅までは飯田線、伊那市駅から高遠までまでは高遠線のバスを利用します。高遠からはバスかタクシーで仙流荘へ向かいます。仙流荘からバスで北沢峠へ向かいます。北沢峠から各山小屋までは徒歩になります。
※ 7/15日以降は茅野駅から仙流荘まで直通の南アルプスジオライナーが利用可能です。
広河原 ⇔ 北沢峠 の山梨県側(甲府駅)からのルートは令和元年の台風19号の影響により運行(通行含む)を休止しています。
※ 2023年度もNGです。山道に重機が入れない状態のため、工事そのものが始まっていないようです(復旧の目処はたってない)。
登山レポ1(北沢峠→甲斐駒ヶ岳)
登山レポ2(北沢峠→仙丈ヶ岳)

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