馬の背ヒュッテは北沢峠から仙丈ヶ岳を目指す登山道のうち、藪沢新道の稜線手前にあるログハウス風の山小屋です。この小屋はアットホームな雰囲気に包まれ、特に女性の登山客からの支持が厚いと言われています。ダケカンバの森の中に佇むこの小屋では、自家製のオリジナルカレーが夕食に供されます。数種類のスパイスがブレンドされたこのカレーは絶品で、おかわり自由。
もし肉が苦手な方やカレーが食べられない方は、事前に相談すれば対応してもらえます。標高は2,630mで、北沢峠から約2時間40分、仙丈ヶ岳から下り約1時間10分の場所に位置しています。登山の途中で、馬の背ヒュッテは疲れた体を癒し、心温まる時間を提供してくれるでしょう。四季折々の自然の美しさを楽しみながら、素晴らしい仲間と共にこの山小屋で過ごすひとときは、登山の魅力を最大限に引き出してくれることでしょう。ぜひ、馬の背ヒュッテでの素晴らしい経験を、心に残る思い出にしてみてください。
馬の背ヒュッテの2024年冬季基本情報(営業期間・宿泊料金・予約サイト・場所など)
2024年の情報を掲載しており、営業スケジュール、予約サイト、宿泊料金、テント場の有無、標高、連絡先、山小屋の住所、地図などの情報が含まれています。この記事は最新情報を提供するよう努力していますが、内容が変更されることも考えられます。山に行く前には、必ず山小屋の公式ウェブサイトで最新の情報を確認することを強く推奨します。
施設名 | 馬の背ヒュッテ |
---|---|
読み方 | うまのせひゅって |
ローマ字 | umanosehiyutte |
予約サイト | 予約 |
営業状況 | 冬季休業 現在営業していません |
1泊2食料金 | 12,000円 |
1泊素泊まり料金 | 9,000円 |
収容人数 | 45人 |
個室 | なし |
乾燥室 | あり |
更衣室 | あり |
自炊室 | 食堂兼用 |
お風呂 | なし |
電話番号1 | 090-2503-2630 |
テント場 | なし |
水場 | あり |
外トイレ | あり |
標高 | 2638.9m |
山域 | 甲斐駒ヶ岳 |
公式URL | https://umanose.com |
- 山小屋の宿泊は原則要予約です。
- 個室のある山小屋の場合、個室料金が別途必要になる場合があります。
- 宿泊費は大人料金を記載しています。
- 宿泊費は平日や週末、繁忙期などで変動になる場合があります。
- 詳細は公式URLをご確認ください。
- 全国の山小屋の一覧はこちらです。
- 山小屋周辺や山頂の絶景フォトギャラリーはこちらです。
- 北沢峠から約2時間30分です。
- 営業期間は7月上旬~10月中旬です。
- 馬の背ヒュッテの名物は、鹿肉カレーです。鹿肉は山の恵みで、低脂肪・高タンパクで栄養価が高く、コクと旨味があります。馬の背ヒュッテでは、鹿肉を自家製のカレールーで煮込んで、ご飯と一緒に提供しています。
- 北沢峠から仙丈ヶ岳へ向かう登山道、藪沢・重幸新道を登り、稜線に出るわずか手前にある小屋です。ログハウスのようなユニークな外観の建物が特徴です。
- 高山植物の保護活動と快適な宿泊を提供する特別な場所にもなっています。
馬の背ヒュッテ近隣の山(日本百名山・山の標高など)
この山小屋(テント場)の周辺には、以下の素晴らしい山々があります。これらの山を訪れる際には、ぜひこの山小屋(テント場)を活用しましょう。利便性と快適さを兼ね備え、山へのアクセスが格段に便利になるため、登山体験がより充実したものになること間違いなしです。
- 伊那荒倉岳 (距離: 4.5 km, 標高: 2519 m, 標高差: -119.9 m)
- 双児山 (距離: 3.8 km, 標高: 2649 m, 標高差: 10.1 m)
- 仙丈ヶ岳 日本百名山 新花の百名山 花の百名山 山梨百名山 (距離: 1.1 km, 標高: 3033 m, 標高差: 394.1 m)
- 駒津峰 (距離: 4.7 km, 標高: 2752 m, 標高差: 113.1 m)
- アサヨ峰<栗沢山> (距離: 4.2 km, 標高: 2714 m, 標高差: 75.1 m)
- 甲斐駒ヶ岳 日本百名山 新花の百名山 山梨百名山 (距離: 5.4 km, 標高: 2967 m, 標高差: 328.1 m)
- アサヨ峰 山梨百名山 (距離: 4.8 km, 標高: 2799 m, 標高差: 160.1 m)
馬の背ヒュッテ近隣の登山口情報(トイレ・水場・バス停有無など)
利用される主な登山口を以下に紹介します。登山の旅は、まず足を踏み入れるその一歩から始まります。これらの登山口は、美しい景色、多様なルート、そして自然との一体感を提供してくれる特別な場所となるでしょう。
- 北沢峠 (距離: 2.6 km, 標高: 2039 m, 標高差: -599.9 m)
馬の背ヒュッテまでのアクセス情報(鉄道・バス)
山小屋、登山口へのアクセス方法をご紹介します。現時点では、主に関東地域からのアクセスが主要となります。鉄道とバスを利用する場合、季節や時間帯によって所要時間に変動があるので、事前にチェックすることをお勧めします。
※ 鉄道の運行日と時刻は公式サイトなどで必ず確認してください。紹介されている情報は一例に過ぎません。
最寄りの駅・バス停
- 北沢峠 (距離: 2.6 km, 標高: 2039 m, 標高差: -599.9 m)
新宿から岡谷を経由し北沢峠へ
No. | 出発駅 | 到着駅 | 移動時間 | 行先 | 交通手段 | 種類 | 会社名 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 新宿 | 岡谷 | 140分 | 松本 | 特急あずさ | express train | JR東日本 |
2 | 岡谷 | 伊那市 | 60分 | 豊橋 | 飯田線 | train | JR東日本 |
3 | 伊那市 | 伊那バスターミナル | 5分 | 伊那バスターミナル | 徒歩 | walking | 徒歩 |
4 | 伊那バスターミナル | 高遠駅 | 25分 | 高遠高校 | 高遠線 | bus | JRバス関東 |
5 | 高遠駅 | 戸台パーク(仙流荘) | 20分 | 戸台パーク | タクシー | taxi | 一般タクシー |
6 | 戸台パーク(仙流荘) | 北沢峠 | 55分 | 北沢峠 | 南アルプスクイーンライン(北沢峠線) | bus | 南アルプス林道バス |
総移動時間: 5時間5分
バスタ新宿から伊那バスターミナル経由で北沢峠へ
No. | 出発駅 | 到着駅 | 移動時間 | 行先 | 交通手段 | 種類 | 会社名 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | バスタ新宿 | 伊那バスターミナル | 220分 | 駒ヶ根車庫 | 新宿-伊那・飯田線 | express bus | 京王バス |
2 | 伊那バスターミナル | 高遠駅 | 25分 | 高遠高校 | 高遠線 | bus | JRバス関東 |
3 | 高遠駅 | 戸台パーク(仙流荘) | 20分 | 戸台パーク | タクシー | taxi | 一般タクシー |
4 | 戸台パーク(仙流荘) | 北沢峠 | 55分 | 北沢峠 | 南アルプスクイーンライン(北沢峠線) | bus | 南アルプス林道バス |
総移動時間: 5時間20分
新宿から茅野を経由し南アルプスジオライナーを使い北沢峠へ
No. | 出発駅 | 到着駅 | 移動時間 | 行先 | 交通手段 | 種類 | 会社名 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 新宿 | 茅野 | 120分 | 松本 | 特急あずさ | express train | JR東日本 |
2 | 茅野 | 戸台パーク(仙流荘) | 65分 | 戸台パーク | 南アルプスジオライナー | express bus | JRバス関東 |
3 | 戸台パーク(仙流荘) | 北沢峠 | 55分 | 北沢峠 | 南アルプスクイーンライン(北沢峠線) | bus | 南アルプス林道バス |
総移動時間: 4時間
馬の背ヒュッテ周辺3km以内にある山小屋
半径3km以内にある山小屋と山小屋までの距離、標高差などの情報を記載しています。距離は直線距離であり、登山道などの有無は考慮していないので、ご注意ください。
営業状況や宿泊費などの情報も掲載しています。
山小屋(五十音順) | 営業状況・予約 | 2食付き | 素泊まり |
---|---|---|---|
大平山荘 | 冬季休業 現在営業していません予約 | -円 | 7,500円 |
こもれび山荘 | 冬季休業 現在営業していません予約 | 12,000円 | 7,500円 |
仙丈小屋 | 冬季休業 現在営業していません予約 | 12,000円 | 9,000円 |
長衛小屋 | 営業予定 年末年始営業:2024年12月下旬 〜 2025年1月上旬 予約 | 10,100円 | 6,800円 |
周辺ギャラリー
山小屋の周辺には魅力的なスポットがたくさん広がっており、これらを写真と共に紹介します。山小屋周辺において、訪れる価値のある場所や活動を紹介し、山岳体験を提供できればと考えます。山小屋からの景観、周辺の山々、キャンプ場、近くを流れる沢や池、美味しい食事など、山の魅力を満喫するための情報を掲載しています。
緑豊かな斜面を進むと、そこには千丈小屋が佇んでいます。仙丈ケ岳への道中、ここが一つの節目となり、登山者にとってはホッと一息つける場所。青と緑が織り成す自然のコントラストが、心を解きほぐしてくれます。山頂への期待を胸に、馬の背ヒュッテで一息。もうすぐ、頂上からの絶景に出会える―そんな予感がする、そんな場所です。
馬の背ヒュッテが、秋の深まりを感じさせる山肌に溶け込むようにたたずんでいます。木々の色づきと落ち葉の絨毯が、訪れる人々を静かに迎え入れます。小仙丈ケ岳コースからの眺めは、まるで秘境に辿り着いたかのような錯覚に陥らせるほど。ここはただの休憩所ではなく、自然に抱かれた安らぎの宿。
仙丈ヶ岳の稜線を越えると、そこには甲斐駒ヶ岳が堂々とした姿を見せています。山々が織り成す縦横無尽のラインは、登山者の心を高揚させ、達成感でいっぱいにします。馬の背ヒュッテを過ぎ、一歩一歩踏みしめるごとに、頂が近づく実感が湧いてきます。雲がかかる峰々は、その神秘性をさらに際立たせ、山の壮大さと自然の力強さを改めて感じさせてくれるのです。
秋の息吹を感じる枯葉の絨毯を背に、大滝の頭、馬の背ヒュッテ、そして仙丈ヶ岳へと続く道標が立っています。この分岐点は多くの登山者が足を止め、次の目的地への道を選ぶ場所。どの道を選んでも、自然の美しさと山の厳しさが待ち受けています。冒険心をくすぐるこの地点から、それぞれの旅が始まるのです。
藪沢小屋が、林の中にひっそりとたたずむ様子は、まるで物語から飛び出してきたかのようです。周囲の木々が紅葉しているこの時期は、特に風情がありますね。この小屋は、山を愛する人々の秘密基地のような場所。訪れる人にとっては、安息の地であり、次への旅立ちを支える拠点となるでしょう。
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