上高地に抱かれた隠れ家、西糸屋山荘。ここは、まるで時間がゆっくり流れる特別な場所。穂高連峰の壮大な岩壁を背に、梓川の清流が流れるこの山宿は、自然の美しさと静けさの中で、都会の喧騒を忘れさせてくれる。
上高地バスターミナルから徒歩約10分、河童橋を渡り、カラマツに囲まれた山小屋が現れる。その三角屋根と白いバルコニーは、まるで絵本から抜け出したよう。霞沢岳、六百山、そして焼岳の噴煙を望む絶景が、訪れる人々を魅了します。
この山荘は大正時代からの歴史を持ち、今や登山客や家族連れ、さらには世界中からの旅行者に愛される場所。木の温もりあふれるロビー、昔ながらの階段、そして陽光溢れる食事スペースでは、クラシック音楽が流れ、こころ安らぐひと時を過ごせます。
食事は、旬の食材を使った心温まる料理。そして、広縁付きの部屋で梓川のせせらぎを聞きながらのんびり。大浴場では、穂高連峰を眺めながらの温泉が、疲れた体を癒やしてくれます。談話室には、山岳関連の本がずらり。読書を楽しみながら、山の歴史に思いを馳せるのもいい。
季節ごとのイベントも魅力の一つ。春の開通式や開山祭、夏の山の日、秋の例大祭など、上高地の自然と文化を存分に味わえる機会がいっぱいです。
基本情報(2023年冬季)
2023年の情報を掲載しており、営業スケジュール、宿泊料金、キャンプ場の有無、標高、連絡先などが含まれています。この記事は最新情報を提供するよう努力していますが、内容が変更されることも考えられます。山に行く前には、必ず山小屋の公式ウェブサイトで最新の情報を確認することを強く推奨します。
山小屋 | 営業状況 | 営業開始 | 営業終了 | 1泊2食/円 | 1泊素泊まり/円 | テント泊/円/1人 | 収容人数 | 個室 | 乾燥室 | 更衣室 | 自炊室 | テント場 | 幕営数(最大) | お風呂 | 電話番号1 | 電話番号2 | 標高/m | 備考 | 山域 | 公式URL | テント場予約 | 水場 | 外トイレ | 電波 |
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上高地西糸屋山荘 | 冬季休業 | 23/4/26(水) | 23/11/11(土) | - | あり | なし | なし | なし | なし | - | あり | 0263-95-2206 | 0263-46-1358 | 1,500 | 上高地 | http://www.nishiitoya.com/ | - | 確認中 | あり | 確認中 |
- 山小屋の宿泊は原則要予約です。
- 個室の場合、個室料金が別途必要になる場合があります。
- 宿泊プランが複数あるケースでは、低価格の料金プランの金額を記載しています。
- 詳細は公式URLをご確認ください。
- 山小屋の一覧はこちらです。
- 旅館と山小屋が別々にあります。
- 旅館は全て個室です。
アクセス(鉄道・バス)
山小屋へのアクセス方法をご紹介します。現時点では、主に関東地域からのアクセスが主要となります。アクセスには主に鉄道とバスを使いますが、季節や時間帯によって所要時間に変動があるので、事前にチェックが必要です。鉄道を使う場合、関東からは特定の駅を起点に、山小屋最寄りの駅へのルートが一般的です。電車のタイムテーブルを参考にして、適切な時間に出発しましょう。一方、バスを利用する際は冬季に注意が必要です。寒さや積雪のため、バスの運行が中断されることがあります。冬の訪問を予定している方は、バスのスケジュール確認や代替交通手段の検討が重要です。安全な訪問のため、事前の情報収集と計画をしっかりと行いましょう。
※ 鉄道の運行日と時刻は公式サイトなどで必ず確認してください。紹介されている情報は一例に過ぎません。
JR新宿からJR松本駅へ | |
出発 | 新宿 |
約160分 | JR特急あずさ 松本行 時刻表(2023/12/08) |
到着 | 松本 |
JR新宿駅からJR松本駅まで「特急あずさ」を利用します。 |
JR松本駅から上高地へ | |
出発 | 松本 |
約30分 | 上高地線 新島々行 時刻表(2023/12/08) |
バス乗換 | 新島々 |
約150分 | アルピコ交通 上高地バスターミナル行 時刻表(2023/12/08) ※ 2023年は4月17日(月)~11月15日(水)までの運行です。 |
到着 | 上高地バスターミナル |
JR松本駅から新島々までは上高地線、新島々から上高地までまでアルピコ交通バスを利用します。上高地から各山小屋までは徒歩になります。 登山レポ1(上高地→槍沢→槍ヶ岳) 登山レポ2(上高地→涸沢→穂高岳) |
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